さまざまな症状に効く指圧case

めまい

めまいを訴える人は全国で250万人もいるといわれています。
体のバランスを保つ平衡感覚が障害されるとめまいがおこります。からだが回っている感じとか、また、周囲が回るなどその感じ方は人によってそれぞれ違います。

原因と症状
めまいは耳に原因がある場合と脳に原因がある場合とに分けられます。耳に原因がある場合は三半規管や耳石器の障害によるめまいの代表的なものとしてメニエール病があります。
このめまいは週1回とか毎月1回繰り返しおこります。
年齢は30歳位からおこることが多いようです。
原因は内耳にリンパ液が多く貯留し、内耳が膨れ上がるためにめまいがおこるものです。
これはストレスやアレルギーが関係していると考えられます。耳鳴りや難聴がめまいと同時におこる場合はめまいの原因が耳にある可能性が強く、めまいの症状は強く現れます。
一方、脳に関係するものは主に脳梗塞、脳腫瘍や脳出血などが原因でおこります。
耳鳴りや難聴などの症状がなく、ユラユラと動くようなめまいやフワフワするようなめまいが多く現れます。
また、首を通っている椎骨動脈が圧迫されておこるめまいもあります。これは一過性で20~30秒でおさまるようで、椎骨動脈の血液循環が悪いためにおこります。
高齢になると更に体の老化も加わり、めまいが一層おこりやすくなってきます。
高齢層のめまいで最も多いのは起立性低血圧といわれる症状です。
これは急に立ったときに血圧が20位低下して立った瞬間足に多くの血液が流れ、脳に行く血液量が減少することが原因でおこる症状です。

日常生活の注意点
脳からくるものには、めまいと共に手足のしびれ感や手足がふるえる、言葉がはっきりしない。物が二重に見えるなどの症状が出現することが多くあります。
この場合は早期に専門医にかかり、MRIやCTの検査などの診療を受けるようおすすめします。
メニエール病などに原因のあるめまいは首や肩などの指圧で効果が期待できます。

< 症状一覧に戻る
▲pegetop

寝ちがえ

就寝中に寝相が悪かったり、寝返りをうったり、無意識に体を動かすときなど、朝、目を覚ましたとたんに「アッ、イタタ」と思わず首筋をさわったことはありませんか?
このように突然頚部が痛み、首を動かすことが出来ない状態を寝ちがえといっています。

原因と症状
寝ちがえは文字通り「首がまわらない」というたとえ通り、身動きが出来なくなってしまうものです。また、寝ちがえは無理に動かそうとすると刺すような痛みに襲われます。
その痛みのある局部に手をあててみるとパンパンに硬く凝り固まっているのがよくわかります。こういう状態のときは振り向くことも出来ません。
これは筋肉や腱が伸縮性を失って炎症をおこしたり、ねじれたりしているためです。

日常生活の注意点
普段から首や肩がこっている人は寝ちがえをおこしやすくなりますので定期的に指圧を受けて首や肩、体全体を柔軟にしておくことをおすすめします。
また、寝ているときに気温が下がると体が冷えて寝違えをおこす原因となります。やわらかすぎる枕や高すぎる枕の使用は一晩中首の筋肉の緊張が続くため、寝違えの原因になることがしばしばありますので、その際は硬い枕に変えることも必要です。

< 症状一覧に戻る
▲pegetop

糖尿病

わが国の糖尿病の患者は食事や運動などのライフスタイルが関係する生活習慣が原因となっているものが大部分を占めています。
その患者数は予備軍も合わせて約2,210万人とも言われ年々増加の傾向にあります。
参考)厚生労働省「2007年国民健康・栄養調査国民健康・栄養調査」

原因と症状
糖尿病はインスリンが分泌されなくなったり、インスリンの分泌量が少ないとおこり、血糖値が高くなり体に色々な障害がでてきます。
原因は先天性の場合もありますが大多数は食べすぎや清涼飲料の飲みすぎ、運動不足、肥満やストレス、不規則な生活、喫煙などの環境因子が大きくかかわり、これらが交感神経の緊張を招き、インスリンの分泌を抑制してしまうことなどが原因でおこります。
数値は血糖値100未満が正常といわれています。
血糖値の高い状態が続くと細い血管が障害されるため手足のしびれや視力低下などの症状がでてきます。
これがやがては太い血管にも進行がおよび動脈硬化や虚血性心疾患、脳卒中などの合併症がおこります。
糖尿病はそれ自体は怖い病気ではありません。しかし、高血糖が長く続くとブドウ糖が血管や細胞を障害し、様々な合併症がおこってくるので注意が必要です。
合併症の主なもので糖尿病性網膜症といわれるものでは網膜が障害されるもの、腎臓の糸球体の毛細血管が硬くなり、腎臓の働きが悪くなるものなどがあります。
また、糖尿病からくる神経障害や動脈硬化により血管壁にコレステロールなどの糖質が沈着し、血管が硬く内腔が狭くなると狭心症や心筋梗塞、脳卒中がおこります。
その他、手足の痺れや、さすような痛み、走るような痛み、足がつる、足が重い、ふくらはぎのこむらがえりなどの症状がでます。更に、息切れや立ちくらみ、汗が沢山でるなどの症状が出てくるので注意が必要です。

日常生活の注意点
糖尿病を予防するには過食を避け、標準体重を心がけること、特に糖質、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素をまんべんなくとる事が必要です。
脂質はベーコン、バター、ソーセージなどの動物性脂肪を控えめにし、ビタミン、ミネラルは野菜、海藻、きのこなどの食物繊維をバランスよくとるように。
食事は1日3回規則正しくとり、アルコールの飲みすぎや脂肪のとりすぎ、夜寝る前の飲食や朝食抜きなどの習慣をやめること。
精神的、肉体的なストレスがあるとホルモンの関係で血糖値が上昇し、動脈硬化が進むので日常生活ではリラックスできる、ゆとりのある時間をもつことなどが大切です。
有酸素運動であるジョギングやウォーキングも習慣にすると良いでしょう。

また指圧は糖尿病の血糖値を下げることにも大変効果があります。

< 症状一覧に戻る
▲pegetop

眠気

眠ってはいけないときに眠気をもよおすほど困ることはありません。
授業中、先生の講義を聞いているとき、会議のときなど、吸い込まれそうな睡魔がおそってきて、どうにもならないことがあります。
ましてやドライバーが眠気におそわれたらさあ大変!はっと気が付いたときには取り返しのつかない事になってしまいます。

原因と症状
自動車の運転をしているときや、残業などで前の晩が夜更かしした翌日など、オフィスで仕事をしているときふっと眠気がきて、ついコックリコックリということもありがちです。
眠気は睡眠不足や体の疲れからくる場合が多いのですが頭の疲れからおこることも多いものです。
人の体は糖質、タンパク質、脂質がエネルギー源となって保たれていますがこのときにビタミンBが必要です。このビタミンBが不足すると睡眠不足ではないにもかかわらず眠くなってきてなかなか眠気がとれないことがあります。

日常生活の注意点
不安や心配事を取り除き熟睡できるようなリズムを作ることが大切です。
また、普段から眠気をとる指圧をし、ゴマ、卵、ワカメ、豚肉、海苔などビタミンBが含まれている食品を食べると一層効果的ですから、心がけて実行してみましょう。指圧は眠気対策にとても効果的です。

< 症状一覧に戻る
▲pegetop

腕の痛み・手指のしびれ

長時間のワープロやパソコンの操作、書き物などを続けると肩から腋の下や腕、腕から肘にかけて、更に肘から手首、手指にかけて痛みやしびれがおこります。
また、長時間のデスクワークや読書で、目や首の疲れが続くと首がこってきます。頚椎にずれがおこると神経、血管を圧迫して腕や手のしびれや痛みの原因になります。

原因と症状
テニス肘と呼ばれるものは、テニス、ゴルフ、野球などのスポーツが原因で起こることもありますが、実際にはスポーツに関係なく、重い荷物を持ったり、買い物や引越し、縫い物や家事など日常生活での手や腕の使いすぎによることが主な原因になっています。
症状としては肘の外側の痛みや腕のだるさ、握力の低下などの症状がでてきます。
ドイツの哲学者カントは「手は外部の脳髄なり」といいました。脳出血や脳梗塞を起こす前触れとして手の痺れを訴える事が多くあります。

この他に女性に特有の手指のしびれとして手根管症候群があります。
原因は更年期やホルモンのアンバランスとも言われています。母指、人差し指、中指に起こるしびれで物が掴み難くなったり、日常生活に支障をきたすことが生じます。
逆に男性に多い手指や腕の痺れをおこすものとして肘部管症候群があります。
30~50才代に多く、過去に肘を痛めたことが原因となり、尺骨神経が圧迫され肘の屈曲伸展のとき手指にしびれや痛みをおこすものです。
肘部管症候群は薬指と小指にしびれがおこり、手指に力が入らなくなっているものです。

また、書痙は字を多く書く人に主としておこる運動障害で手指や腕に痙攣のおこるものです。そのほか、母指に力を入れすぎたり、母指をひねったり、使いすぎることが多いと手指がはれて痛みが出て腱鞘炎になることがあります。

日常生活の注意点
特に腕や手首に痺れや痛み、だるさのあるところは入念に繰り返し指圧すると効果的です。

< 症状一覧に戻る
▲pegetop

五十肩

その名の通り多くは50歳代におこりますが、40~60歳代まで幅広くおこる運動障害です。
手を後ろに回そうとしても回らず、髪がとかせない、腕が上がらない、背中に手が回らない、肩を外側に回すことが出来ず、夜間に痛みが出て安眠出来なくなるなどの症状があり、日常生活上大変不便になります。

原因と症状
五十肩は肩関節周辺の炎症が原因でおこります。
肩の関節は他の関節に比べてもっとも運動範囲が広く構造が複雑で、その分疲れが溜まりやすくなります。
五十肩になると肩の運動可動域が狭くなります。動きを滑らかにする油の役目を果たす滑液が少なくなったり、関節の摩擦が生じたり、肩関節に石灰化が起こるなど、老化現象がおこり痛みが出ます。
そして五十肩は必ず片方の肩に起こるものです。肩こりは肩の筋肉が疲労し、色々な症状を起こすものですが五十肩は肩関節の疾患で関節に痛みを伴うところにその違いがあります。

日常生活の注意点
寝るときはクッションなどを当てがって肩関節の負担を軽くするように心がけて下さい。
五十肩になっている肩関節は動かさずにおくと、ますます硬く固まってしまいますので指圧で可動域を広げる事が大切です。
肩を中心として三角筋や腕や腑窩、背中の指圧が効果的で、指圧をした後の入浴も効果を増大させます。

指圧は肩関節の循環を促進し、痛みを改善するのに大変効果的です。

< 症状一覧に戻る
▲pegetop

胸やけ

胸やけは胸骨後部や胸骨下部から上腹部、鳩尾にかけておこります。焼けるような不快感やムカムカした状態をいいます。
胃酸や胆汁が食道に逆流することや、食道の運動の異常、食道粘膜の刺激や胃粘膜の刺激、あるいはタバコの吸い過ぎ、過食や食べ物を早く食べたりした時などにおこります。

原因と症状
胸やけがするときは大体ゲップを伴い、特に胃酸の多い人は胃液が酸性を帯びています。
胃のもたれは食べ物が胃の中に長時間、停滞したときに胃の圧迫感や膨張感、食欲不振などの症状が現れますが、心因性の場合もあります。
したがって、胸やけと胃のもたれとゲップは関連の深いものと考えていいでしょう。
また、急に怒ったときに神経の異常な興奮によって胸やけを起こすこともあります。胸やけは一時的なものが多いのですが、しばしば胸やけがおこるような時は胃酸過多、胃アトニー、胃下垂、胃潰瘍なども考えられます。

日常生活の注意点
天ぷらなど脂質の多い食品は消化され難く、その他香辛料や果汁、コーヒー、アルコールの飲みすぎ、餅、イモ類、チョコレートの食べ過ぎ、玉ねぎなどを食べたときなどは胃のもたれや胸やけを起こしやすいものです。
また、妊娠中は胃が子宮によって圧迫されるため胸やけを起こしやすくなります。食事は少量を何回かに分けて少しずつ摂るように注意しましょう。
消化の良い食品を摂取すること、過食にならないよう注意すること、脂肪を含む食品を多量にとらない事などに心がけて下さい。

指圧を受けると食べ物の消化吸収を促進し、胃腸の働きが良くなって胸やけが改善されます。

< 症状一覧に戻る
▲pegetop

首の痛み

デスクワークが多い人、目を使う仕事をする人、コンピュータを使う人、ストレスが多い人や不安定な姿勢で働く人など、特に首筋のコリと痛みを訴える人が近年多くなっています。
それは首は重い頭を支えていて、常に負担がかかっているからです。

原因と症状
首の痛みの原因として第一に挙げられるのは自動車の追突事故で、後方や横からの追突により、頚椎や軟部組織、靭帯や筋肉に損傷が生じるものです。
後遺症として首の痛みや腕の痺れや痛み、首の熱感、頭痛や頭重、肩や背中、腰の痛み、めまい、耳鳴りなどの症状が現れます。
こうした症状には早期からの指圧治療が大変効果的です。

次に首の椎間板ヘルニアが挙げられます。
椎間板とは椎体と椎体の間にある椎間軟骨のことです。これがクッションの役割を果たしますが、この椎間軟骨が突出して神経根を圧迫するため首の痛みや痺れが起こります。

また、寝違いによって首の痛みや痺れが起こることもあります。
筋肉は若くて正常な場合は柔軟性があり弾力に富んでいて、収縮してもすぐに元に戻りますが、体に疲労が蓄積し、筋肉が緊張しているとスムーズな収縮が出来なくなってしまい寝違いを起こします。特に疲れていて首が硬くこっている時は無理に筋肉が引っ張られ、首の痛みが起こりやすくなります。
 
日常生活の注意点 
水自動車の追突事故によるむち打ち症は事故による精神的ショックが大きいので家族や周囲の人々の協力や心遣いが必要です。

指圧は最も安全で効果的に、むち打ち症や首の痛みの改善に役立ちます。

< 症状一覧に戻る
▲pegetop

精力減退

人間の頭や体は使わないと退化していきます。性機能も同様で生きている限り、いくつになっても性欲があるのは当然です。
セックスは偏見をもったり、不潔なものとしてみるのでは無く、愛情を相手に与え、愛情をより高め、お互いの生活を楽しくするための手段であり健康、長寿のもとであると考えられてきています。

精力が弱くなる原因
精力が弱まるもっとも大きな原因は腰の欠陥にあります。腰が硬く疲れているとセックスも当然弱くなってしまうので指圧で強化することが先決です。
また、精力が満ち溢れた人のお腹は柔軟で実に柔らかく弾力があります。一見、スタミナがありそうな人でもお腹が硬く強張っている人は動脈硬化や高血圧症があり、セックスの弱い人と考えても良いでしょう。
男性の性機能は心理的な影響を強く受けるところです。ストレスが強く、緊張している状態にならないよう不安を取り除いてリラックスすることが必要です。
また、女性がセックス時に性感をまったく感じない事を不感症といっています。このほとんどは精神的な要因によるものです。
したがって相手に対するデリカシーやパートナーの協力が大切です。

日常生活の注意点
パートナーとコミュニケーションをとることを忘れずにしましょう。
セックスはお互いに満足することが大切です。愛し合う気持ちや会話で信頼関係を築き、指圧でお互いのコミュニケーションをはかって下さい。
飲酒や喫煙を控えること、日頃から相手に対する感謝の心を忘れず、思いやりの心を持ち続けてください。
本来セックスは心と心、体と体のふれあいで楽しむことが理想です。

< 症状一覧に戻る
▲pegetop

のどの痛み

のどが痛むことを急性咽頭炎といい、咽頭の粘膜が炎症を起こしている状態をいいます。
これは風邪の症状の一つでのどが赤くはれて痛みがでます。

原因と症状
おもに、ウィルスの感染によって痛むことが多いが、細菌感染や汚染された空気、また刺激の強い薬などが原因のこともあります。
その他にも咽頭炎は声の使いすぎによっても発症します。カラオケで歌いすぎてのどを痛めることもあります。この場合かすれ声になったり、のどに違和感を感じたり、咳や痰がでたりします。このような場合は、保温や安静を保ち、その間できるだけ声を出さないように注意してください。

慢性咽頭炎とは急性咽頭炎を繰り返しているうちに慢性化したものです。長い間汚れた空気をすっていたりタバコや酒の飲みすぎが原因となります。
また、のどの痛みで扁桃が赤く腫れているときは扁桃炎といっています。この場合はこまめにうがいをし、安静にすることが大切です。その他、頭痛や関節痛、全身倦怠感がおこり、唾が飲み込めなくなったり、食事ものどを通らないくらい痛みます。
慢性咽頭炎はのどの違和感や咳、飲み込むときの痛み、嚥下痛などの症状が起こります。

なお、ストレスがたまったときにのどが痛むという場合は心因性の異常感が考えられます。
こんなときは出来るだけストレス改善に努め、環境を変えるなどの気分の転換をしましょう。

日常生活の注意点
できるだけ声帯の安静を保つことが必要です。
うがいを習慣づけ、日常の予防にも心がけて下さい。
指圧はのどの炎症を回復させる為に大変効果的があります。

< 症状一覧に戻る
▲pegetop